保証人になってくれる方がおらず 施設に入れない
基本保証プラン(施設)
お客様名 | K・K様(男性) |
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ご年齢 | ご相談時79歳 |
介護度 | 要介護3 |
親族状況 | 奥さんに先立たれ、単身。甥っ子夫婦が何かとお世話をされている。 |
きっかけ
包括支援センターからのご紹介を受けました。
自宅での生活が難しくなり、住宅型老人ホームに入居を決めたが、保証人になってくれる人がいない。
甥っ子夫婦が窓口にご相談に来られたとのこと。
はじめて
初めてお会いしたのは、病院でした。腰の剥離骨折で入院中。
少し認知症の症状もあり、一対一でお話するのは難しいと判断。
信頼されている甥っ子さんに同席していただき、改めて面談させていただくことに。
まず
甥の方とお話させていただくと、ご本人の依存心が強いため、少し距離を置きたいとのことでした。
金銭管理などもされており、精神的に負担になっている。当社団のサービス内容にもご理解いただきました。
そのご
ご本人からの了解が得られ、契約に到りました。
退院後、住宅型老人ホームに入居。カッとなられて、ヘルパーの方を怒鳴りつけることもありましたが、しばらくしてからはホームにも馴染まれました。
歩くのが段々ときつくなり、自室内で転倒。手すりを増やすなどして対応していましたが二度目の転倒で骨折し、入院。
戻るのは難しいと施設側が判断され、介護付き老人ホームをお探しすることになりました。
いま
介護付き老人ホームに入所されて一年がたち、毎日笑顔で過ごされています。
一月に一回の定期訪問の際に、お好きな甘いパンやお菓子を買ってお渡しすると、とても喜ばれます。
お話していると時に感極まって涙を流されるときがありますが、私ももらい涙をしそうになることも。
当社団からの主な支援
- 基本保証プラン(施設)(身元保証・身元引受・任意後見・死後事務)
- 金銭管理(通帳、実印などの管理 施設費用、医療費などの支払い)
- 毎月の定期訪問、ケアプランの確認 ・施設の方との連絡、相談、協議
- 行政への手続代行(転居届、給付金手続きなど)
- 自宅整理支援及び自宅売却手続き
- 入退院手続き
- 緊急時の駆けつけ
担当者からのコメント
ご契約いただいた当初は、1日に20回ほどお電話をいただくこともあり、私もノイローゼになりかけました。
急激な環境の変化に、不安でたまらなかったのだと思います。
次第に認知症の症状が強くみられるようになり、精神病院に入院されました。
処方されたお薬ととても相性が良かったようで劇的に回復され、施設にもすぐ戻ることができ私も安心しました。
今は施設の方とも信頼関係を築かれており、定期的に会いに来られる甥っ子ご夫婦も昔の笑顔が戻ったと喜ばれています。