お金はあるけど、払えない?

施設入居応援パック

お客様名 M.S様(男性)
ご年齢 ご相談時80歳
介護度 要介護4
親族状況 身寄りなし

きっかけ

入院されている病院のソーシャルワーカーよりご相談いただきました。
ヘルパーさんの通報により緊急入院されている方の、未払いの医療費のお話。

はじめて

初めてお会いしたときは、胸椎、腰椎、左上腕を骨折されており、寝たきりの状態でした。
自室にお金はあるから心配はないとお話されているが、すでに医療費の滞納がありました。
もちろん自室にお金を取りに帰れる状態にはありません。

まず

医療費のお支払いを代行するために、財産管理契約を結ばせていただくことをご提案しました。
契約を交わし、ご本人の了承を得て、医事課の方と一緒にご自宅へ向かいお部屋の中を捜索。
お聞きしていた場所に現金と通帳があったので、お預かりし医療費をお支払いしました。

そのご

骨折が治癒し、お体の状態が良化したことで、介護施設に入居することになりました。
あらためて『基本保証パック(施設)』を契約していただき、病院からお勧めされた介護付き老人ホームに入居することになりました。

いま

介護付き老人ホームに入居後、要介護度が4から1へ劇的に回復されました。
お風呂が天然温泉の施設です。お湯と相性が良かったのでしょうか。
歩行訓練のリハビリもされています。ごはんもお口に合うようで、毎日の食事も楽しみだそうです。

当社団からの主な支援

  • 基本保証パック(施設)(身元保証・身元引受・任意後見・死後事務など)
  • 金銭管理(通帳、実印などの管理 施設費用、医療費の支払い) 
  • 毎月の定期訪問、ケアプランの確認 ・施設の方との連絡、相談、協議
  • 行政への手続代行(住所変更届、給付金手続きなど)
  • 自宅整理支援 
  • 入退院手続き
  • 緊急時の駆けつけ

担当者からのコメント

初めてお会いしたときとは想像もつかないくらいの回復をされました。
お医者さんのお話では、まずこのまま一生寝たきりと聞いていたので、まさか歩く訓練を行えるくらいまで回復されるとは夢にも思わなかったです。
団地のお部屋で動かない体と格闘して、腹ばいになって移動されていたそうです。
お部屋を片付けているとき、過ごされた人生を少し垣間見えたような気がして、センチメンタルな気持ちになりました。
健康に差し支えない量ですが、大好きなタバコとお酒を食後召し上がってらっしゃいます。
健康を維持して、お元気でいてください。